会計処理の仕方には、企業の規模や習慣によって多種多様な方法があるが、次に主なものを、手順の簡単な順に挙げる。
第二の方法は、それほど仕訳数のない小企業で行われてきた方法である。 第三はもっとも原理的な方法であり、かつては多くの大企業でされてきたものである。 従来、比較的標準的に行われてきたこれらの方法は、 どちらも定期的に総勘定元帳を作成し、これをその時点の資産と比較し、矛盾があれば訂正するというものであった。
第一の方法は計算機の発展に連れて、発達してきたものである。 これは、前期貸借対照表とその日までの仕訳帳から、毎日、直ちに各勘定科目の残高と残高試算表を作成し、さらにその日までの損益計算書と貸借対照表を作成するものである。 その結果、前期貸借対照表と本日までの仕訳帳のデータが入力されていれば、その日の資産は瞬時にして計算でき、また、日々計算する方が経理事務の平準化という観点からも有利と考えられるようになってきた。
この結果、総勘定元帳の作成は不要になりつつある (ただし、いまだに作成が義務付けられている)。 むしろこの立場で日々の経理を管理し、ついでに期末の決算にまで結び付ける方が効率的である。 さらに日々のフローや資産管理が一瞬でき、直ちに営に反映できるといった大きな利点もあることは言うまでもないであろう。