もともと複式簿記は財産の管理である。 本来は日々、管理するものなのかも知れないが、それでは大変なので、 ある程度の期間に区切ってフローとストックを計算する。 棚卸などは毎月行われるのが普通であるが、減価償却処理などは年一回が多い。 会社の規模によっては、三ヶ月の四半期、あるいは 6ヶ月の半期で 仮決算することもあるが、通常の決算は 1年ごとである。 法令上は、12月、もしくは 3月に行う。
1年間の間には、株式会社であれば株の配当金(dividends)を支払ったり、税金を 支払ったりという会計が発生する。 それも、場合によると期末ではなく、期中に行なうこともある。 しかし、いずれの場合でも、法人格を持った組織は、期末の 決算時にはきちんとした形で財産状況を捕捉しなければならない。
ここでは、こうした期末の決算(settlement of accounts)にからむ話題について説明する。