資金繰り表もキャッシュフロー計算書も、基本的には仕訳帳からキャッシュの 出入りに関る仕訳を取り出して、キャッシュの収益の要因を 掴もうというもので、その概念はほとんど同じである。 最大の差は、資金繰り表が通常月単位の比較的短期、さらにその数ヶ月先までの キャッシュフローを見ているの対し、キャッシュフロー計算書は通常一年の 会計期間のキャッシュフローを見るために作成されていることぐらいである。
これら二つの概念のもとには、各実在勘定ごとにその増減の成因を 調べてみようという概念がある。 例えば、当期で備品が増加しているが、それは、 購入によるものがどのくらいで、売却や減価償却による 減少がどのくらいかといった概念である。 会計の専門書には、こうした概念は書かれていないが、 総勘定フロー計算書という仮の名前を付けて紹介する。 このキャッシュ分の表を集めたものが、資金繰り表や キャッシュフロー計算書である。 また、資金収支表というのも同様な概念であるので、軽く触れる。
| 仕訳帳→直接法によるキャッシュフロー計算書(資金繰り表、資金収支表) |
| 余った部分は非キャッシュフロー計算書 |