資産の一部に外国通貨を持っている場合、あるいは子会社が外国にあるような場合には、為替換算(exchange conversion)、つまり為替の変動、をどう組入れるかの工夫が必要となる。 例えば、前期末に海外にあった現金は、前期末の貸借対照表ではその時点での為替レートで換算された値で組込まれているが、当期末までに為替レートが変ると、海外現金そのものの値も変えなければならないし、この間にあった現金の収支をどう扱うかも考えなければいけない。
本章では、日本の会社が外貨を持っている場合と、外国にある会社を日本から見た場合を例にして、変動する為替レート(exchange rate)の扱いを学ぶ。 ただし、これらの会社を連結して決算する方法については、次章で学ぶ。