著者は国立大学に所属しているので、国立大学法人およびそれに先行する 独立行政法人の財務諸表に関心が高い。 もともと、複式簿記に興味を持った動機の一つでもあるので、 本章を記すこととした。 しかし、大部分の読者にとっては関心のないことであろうから、 読み飛ばしてもらって差し支えない。
独立行政法人の財務諸表を見掛けるようになった。 また国立大学法人の会計方針も固まった。 しかし、それらは企業会計法を取り入れたことになっているが、 大変読みづらい。最大の理由は、国の会計基準との整合性をとったからである。 何となく、何の法人化かと疑いたくなるような国あるいは財務省の方針を 感じる。