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ボード線図

多くの制御系のフィードバック回路の一巡伝達関数は、直流でほぼ一定の高い 利得を持ち、周波数が上がるにつれて利得が下る形のものが多い。 このような場合には、 $ \log\omega$ を横軸に、 $ \log\vert F(j\omega)\vert$ $ \arg F(j\omega)$ を縦軸に描いたボード線図(Bode diagram)により、 ナイキストの判定法を言い替えることができる。 $ -1$ の点が「振幅 1、位相 $ -\pi$」であることに着目すると「増幅率が 1 に逹したときに、位相が $ -\pi$ 以上 (より正側) ならば安定」 あるいは「位相が $ -\pi$ に逹したときに、増幅率が 1 以下ならば安定」 ということになる。

増幅率が 1 のときに位相がどのくらい $ -\pi$ の正側にいるかを表わす 位相差を位相余裕、また位相が $ -\pi$ になったときに利得が 1 よりどのくらい低いかを dB で示したものを利得余裕と呼び、共に大きい程が 安定である。


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Yoichi OKABE 平成19年6月30日