多くの制御系のフィードバック回路の一巡伝達関数は、直流でほぼ一定の高い
利得を持ち、周波数が上がるにつれて利得が下る形のものが多い。
このような場合には、
を横軸に、
と
を縦軸に描いたボード線図(Bode diagram)により、
ナイキストの判定法を言い替えることができる。
の点が「振幅 1、位相
」であることに着目すると「増幅率が
1 に逹したときに、位相が
以上 (より正側) ならば安定」
あるいは「位相が
に逹したときに、増幅率が 1 以下ならば安定」
ということになる。
増幅率が 1 のときに位相がどのくらい
の正側にいるかを表わす
位相差を位相余裕、また位相が
になったときに利得が 1
よりどのくらい低いかを dB で示したものを利得余裕と呼び、共に大きい程が
安定である。