続いて、非同次方程式の解を求めよう。
は色々な時間変化の可能性があるが、この方にも指数関数的な形を
仮定しよう。
つまり、
、と置くのである。
もっと一般の
の可能性もあるが、それはフーリエ展開(Fourier series)
などを利用して、この形に分解できるので、とりあえず、この形から始めよう。
そうすると、
にも
で変化する解が現われそうである。
そこで
と置いてみる。
すると式1.1の非同次方程式は、簡単に、次のように
変形できる。
| (1.7) |
なお、両辺に共通な
が現われるので、それで除してある。
再び
はただの数なので、左辺の多項式で両辺を除すことも許され、
直ちに、次のようか解が予想できる。
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(1.8) |
これは、非同次方程式の特解(particular solution)と呼ばれる。
回路理論では定常解(stationary solution)と呼ぶ。
このように
は
に
の有理関数(rational function)を掛けることで
得られる。
有理関数とは多項式の比である。
この有利関数は、出力を入力に結び付けることから、伝達関数(transfer function)と
呼ばれる。
元の微分方程式である非同次方程式の一般解は、この定常解と同次方程式の 過渡解を加えたものになることが、簡単に示しうる。
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(1.9) |
この節のポイントは、次のようにまとめられる。