next up previous contents index
Next: AND-OR回路 Up: 組合せ論理回路 Previous: EOR回路と加算器   Contents   Index

マルチプレクサとデマルチプレクサ

2入力AND回路の入力の一つを制御入力,もう一つを主入力とみなすと, 制御入力が1のときには主入力がそのまま出力に現れるが, 制御入力が0のときには主入力は出力に伝わらず,出力は0となる。 この意味でANDは信号伝達のゲートのように動作する。

Figure 4.3: マルチプレクサ
\begin{figure}\begin{center}
%
\unitlength 1pt
\begin{picture}(123,112)
\put(0,...
...ebox(0,0)[lb]{{\footnotesize\rm$Out$}}}
\end{picture}
\end{center}\end{figure}

例えば,入力として$ n$個の通信線があり,出力は1本のとき, 入力の1本を選択して出力に出すには, 図 4.3に示すように, この$ n$個の線をそれぞれ2入力ANDの片方の入力$ In_i$に入れ, 残る入力に選択信号$ Sel_i$を入れると, 選択信号で選ばれた線だけが出力に接続されることになる。 こうした選択回路はマルチプレクサ(multiplexer)と呼ばれている。

問題8
逆に1本の通信線が入ってきて,その上に乗ってきたデータを,タイミングによって, $ n$本の線のいずれかに分配しようとすると,この通信線を$ n$本に分岐し, それぞれ$ n$個の2入力ANDに入れてやればよい。 出力を分配したいANDの残る1本の入力,つまり制御入力を1にしてやると, その出力だけが,入力の通信線の信号を伝えることになる。 この回路はデマルチプレクサ(demultiplexer)と呼ばれる。 具体的な回路を示せ。


next up previous contents index
Next: AND-OR回路 Up: 組合せ論理回路 Previous: EOR回路と加算器   Contents   Index
Yoichi OKABE 2010-04-20