1章
厳密な意味でのアナログ時計は, 水漏式や蝋燭の燃えるのを利用した極めて古典的なものしかないかもしれない。
しかし,地上波ディジタルで代表されるディジタルテレビでは, 水平,垂直とも不連続なため,まさに点の集合であり, さらに各点の明るさも不連続な階調を持つことから, その意味でもディジタルである。
自然数を2進表示した場合,4bitでは0000,0001,0010,...,
1111の自然数が表現できる。
最小数は言うまでもなく0であるが,最大数は1111,
つまり
となる。
3章
2入力NANDの下を3個のn-MOSの直列回路とし,
上を3個のp-MOSの並列回路とし,
新たに増えたn-MOSおよびp-MOSのゲートを
とする。
4章
NANDの真理値表は入力がすべて1のときにのみ,出力は0となり, それ以外の入力の組合せでは1となる。 これが1入力となると,入力が1のときにのみ,出力は0となり, それ以外,つまり入力が0のときには1となる。 これはNOTの真理値表である。
5章
6章
となるが,
この式に
となるが,
この式に
7章
8章
9章
同様に,バス2系統では,1個のレジスタが必要となる。 例えば出力レジスタのみあれば,2系統のバスから同時に入力を与え, 計算結果をいったん出力レジスタに蓄え,次のタイミングで送出すればよい。
バス3系統では,同時に2系統のバスに入力を与え, 同じタイミングで残る1系統のバスに出力を送出すればよい。
,
,
10章
| 0 | 0 | 1 |
| 1 | 1 | 1 |
しかし,
と
の両サイクルをうまく使うことにすると,
図 12に示すように,より小さな状態遷移表で済む。
その場合,フェッチ,デコード,
実行の四つのサイクルの4個の開始点の丸のみを内部状態とすれば,
十分であることがわかる。
これらを順次fni,dec,out,jpとしよう。
表の出力は
に出力されるが,
コンマ以後は
のタイミングで出力される。
この表では入力,出力,内部状態がすべて文章で表記されているが, 例えば3個の内部状態を00,01,10,11に対応させるなど,2進化は容易である。 なお,`='は代入,`=='は左右が等しいことを意味する。
11章
より
このように,高速にはなるが,FET当たりの消費電力はどんどん大きくなる。
は無理して上げる必要はないので,
ぐらいに抑えることにすると,
とできるが,
これでも,集積度が上がっていくので,面積当たりの消費電力は深刻な問題となる。
を上げないことにすれば,FET当たりの消費電力は
に比例して下がり,
面積当たりの消費電力は
に比例して増加する程度に抑えられる。
現在は,この辺りでしのいでいるのである。