: 電磁気学のラグランジアン
: 作用積分
: 最小作用の原理
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図 C.1:
動滑車と静滑車により構成された系。
![\begin{figure}\centering
%
\unitlength 1pt
\begin{picture}(84,141)
\put(0,0){\s...
...(73.5,17.8){\makebox(0,0)[lb]{{\footnotesize$x_1$}}}
\end{picture}
\end{figure}](img2182.png) |
ここでちょっと例を上げておこう。
図 C.1に示すような天井に一端を固定された紐を、
動滑車、静滑車を経由し、
の質量で終端する。
動滑車には
なる質量がぶら下っているとする。
二つの質点の高さを
、
としよう。
すると
constなる束縛条件が成立する。
高さの原点を適切に選ぶことにより、この右辺を0に調整しよう。
直前に示した方法で、束縛力を求めてみよう。
ラグランジアンは次のようになる。
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(710) |
これを
、
、
の三変数の関数としてラグランジュの運動方程式を立てると次のようになる。
これらの式から
と
を消去すると次の式が得られる。
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(712) |
ちなみに、この式は
を唯一の一般座標とし、
であることを考慮して束縛条件の入らないラグランジアンを求める。
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(713) |
これをラグランジュの運動方程式に代入して得られる式は、
ニュートンの運動方程式とまったく一致する。
このニュートンの方程式を解くと、重力が
になったときの運動と一致する。
再び、C.37式へ戻ろう。
の満たすべき式が分かると、第三式を用いて、
の満たすべき式が分かる。
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(714) |
さらに、これらを第一または二式に代入すると
に関する式が誘導できる。
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(715) |
これらから、束縛力は次のように得られる。
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(716) |
つまり、
、
は、紐によりこれらの力で上向きに引かれることになる。
が二倍なのは、紐が二本あるからである。
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Yoichi OKABE
平成21年7月3日