もっとも単純なゲージは、ベクトルポテンシャルを発散のないように選ぶ。
この結果、前節の二式は次のようになる。
一見してわかるように、第 1 式がきわめて簡単な形、静電場のときの
ポアソン方程式そのものになっていて、クーロンゲージ(Coulomb gauge)と呼ばれる。
電荷分布と電流分布が与えられているときに、これらポテンシャルを
求めるには、まず式4.35を解いて
を求め、つぎにこの結果を
式4.36へ代入して
を求めるという手順となる。
一見やさしそうであるが、ここで得られた
の発散が 0
になるように調整しなければならない。