前節で電磁場の運動量の増減に関る式を誘導したが、 力に速度を掛けた式から、 電磁場のエネルギーの増減に関る式を誘導することができる。 ローレンツ力の式の両辺にvを内積の形で掛けると、磁界の項は消去され、 次式が得られる。
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| (6.18) |
この右辺の
を電磁場で置き換えてみよう。
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(6.19) |
左辺は分布電荷の持つ運動エネルギー
の単位時間当りの増加量であるので、
次のようにまとめることができる。
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(6.20) |
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(6.21) | ||
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(6.22) |
体積積分をとり、適当に移項すると、電流連続の式と似た次式が得られる。
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(6.23) |
これらの関係は、前節と同様、物質がある場合も、 全電荷、全電流に対して成立する式である。 さらに、後述する相対性理論を使うと、前節の関係式と本節の関係式は、 一つの関係式に統合することができる。
ポインティングベクトルと電磁場運動量の定義は極めて似ている。 事実、次式が得られる。
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(6.24) |