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電磁波の発生

前節で示したように、電荷を電流で注入すると、そのまわりに電磁場が形成され、 光速で伝播していく。 しかし、注入が終了すると、この電磁場はいずれ定常になってしまう。 もし、電流を注入したり、引き抜いたりする作業を、交互に行うと、電磁場が 交互に作られ、光速で伝わっていく。 特に、電磁場の振幅が、遠方で$ 1/r$に比例して行くときに、 これを電磁波と呼ぶ。

定常的に変化する源の作るポテンシャルは、式9.8、および 式9.10から、遅延時間$ r/c$が発生することを考えて、

  $\displaystyle \phi$ $\displaystyle =\frac Q{4\pi\varepsilon_0}\frac{e^{j\omega(t-r/c)}}r$ (387)
  $\displaystyle d\boldsymbol{A}$ $\displaystyle =\frac{\mu_0I\, d\boldsymbol{r}}{4\pi}\frac{e^{j\omega(t-r/c)}}r$ (388)

で与えられる[*]




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Yoichi OKABE 平成21年7月3日