今迄の章で、電磁気学の基本的な話はすべて終了した。 本章の相対性原理の話は、いわば、おまけである。 しかし、電磁気学が古典力学から始まった壮大な物理学の中で、唯一、 最初から相対性原理とまったく矛盾しない体系であったことを考えると、 やはり、この話を除外する訳にはいかない。 また、電磁気学が相対性原理を使うと、いかにきれいにまとめられるかも、 同時に味わってほしい。