: ポテンシャル
: 序論
: 静磁場
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あと二つの重要な法則は、動的なものである。
まず、磁場が変化するとき、
そのまわりを取り囲む配線上に起電力(electro-motive force)が生ずるというもので、
次のファラデーの法則(Faraday law)で与えられる。
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(12) |
ここでSは任意の閉曲線Cによって囲まれた曲面である。
この法則は、最初は配線の存在する場合に確認されたが、
やがて、配線のない空間にも電場が発生し、それが上式を満たすことが確認された。
この法則を考慮し、電場の回転は修正され、
式1.5および式1.6には
磁場の影響が組み込まれる。
の回転の積分形 |
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(13) |
の回転の微分形 |
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(14) |
最後の法則として、電流については電荷の減少につながるという
電流連続の法則(current continuity law)が成立する。
の発散の積分形 |
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(15) |
の発散の積分形 |
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(16) |
これに矛盾しないようにするためには、磁場の回転を修正する必要があり、
式1.8および式1.9は次式のようになる。
の回転の積分形 |
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(17) |
の回転の微分形 |
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(18) |
式1.18の右辺に現れる電場の時間微分
は、
変位電流(displacement current)と呼ばれ、マクスウェル(Maxwell)が理論的に導入したものである。
、
の発散、回転を与える微分型の四つの式は、
マクスウェル方程式(Maxwell equations)と呼ばれ、電磁気学の基礎方程式である。
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Yoichi OKABE
平成21年7月3日