以上で、電磁気学の基本方程式の概要について述べたが、量子力学が発展するにつれ、 実は電場・磁場よりも、ポテンシャル(potential)(スカラーポテンシャル(scalar potential)と ベクトルポテンシャル(vector potential))のほうが本質的であることが判明してきた。 そういった意味では、すべてをポテンシャルを基礎にして書きたいところであるが、 ポテンシャルの効果の実験的検証が直接的出ないこともあり、従来の書のように、 まず電場・磁場について記述し、その後、ポテンシャルとの関連を付けてから、 改めてポテンシャルからの導入を行うこととする。
スカラーポテンシャルを
、ベクトルポテンシャルを
と書くと、
場の源との関係は次のように与えられる。