ドとそれより一オクターブ (octave)
上のド、さらにその一オクターブ上のドの音の基本周波数には、
どのような関係があるだろうか。
一見、等間隔に思えるが、実は 1:2:4 となっている。
つまり 1:2、1:2 となっているのである。
比が等しければ、音程 (interval) の間隔は等しく聞こえるのである。
1:2:4 を
と記載してみるとわかるように、
「基本周波数の対数の間隔が等しいと、音程の間隔が等しく聞こえる」
と表現することができる。
このため、「一オクターブとは基本周波数比二倍の間隔」と言うことができる。
本書の内容とは直接は関係ないが、人間は種々の刺激の強さについても、 その対数を感じる。 これをフェヒナーの法則 (Fechner's law) という。 音についても同様なので、例えば、強度 1倍、10倍、100倍の音は、 同じ間隔で、強くなっていくように感じる。