next up previous contents index
: 平均律音階 : はじめに : 基音と倍音   目次   索引

耳の特性

ドとそれより一オクターブ (octave) 上のド、さらにその一オクターブ上のドの音の基本周波数には、 どのような関係があるだろうか。 一見、等間隔に思えるが、実は 1:2:4 となっている。 つまり 1:2、1:2 となっているのである。 比が等しければ、音程 (interval) の間隔は等しく聞こえるのである。 1:2:4 を $2^0:2^1:2^2$ と記載してみるとわかるように、 「基本周波数の対数の間隔が等しいと、音程の間隔が等しく聞こえる」 と表現することができる。 このため、「一オクターブとは基本周波数比二倍の間隔」と言うことができる。

本書の内容とは直接は関係ないが、人間は種々の刺激の強さについても、 その対数を感じる。 これをフェヒナーの法則 (Fechner's law) という。 音についても同様なので、例えば、強度 1倍、10倍、100倍の音は、 同じ間隔で、強くなっていくように感じる。


next up previous contents index
: 平均律音階 : はじめに : 基音と倍音   目次   索引
Yoichi OKABE 平成19年6月1日